おゆきの風景・小舎便り > 2017年 GWの様子


北東北の春は今年、3歩前進2歩後退のまさにほふく前進のごとくでした。

4月の後半でもまだ寒い日が続き、待ち焦がれている雪国の民をもてあそぶかのように、春を見せかけてはすぐに引っ込み、あるときは冷たい雨、またあるときはあられ、しまいに雷で威嚇してきました。

おお神よ、わたしの何を試そうとしておるのですか?
じっと寒さに耐え、吹雪の中どこまでも降る雪を、休み休みかき分けては休憩し、GWの入り口付近までこぎつけたのですよ。
あとは桜の開花を待つばかりにおよんで、雨あられそして雷はないと思いますよ。
雷は・・・・・・・・。

来年は気をつけてください。

その思いが天に届いたのか、4月29日からは快晴につぐ快晴でGWの最後までつないで下さいました。しかも北東北に限らず全国的に良かったようですね。


これまで寒さを警戒していました我が庭の桜は、GWの後半の暖かさに「これを逃してなるものか」といいながら、つぼみの状態から満開まで2日間で一気にいきました。

昨年は開花が早すぎGWには葉桜状態でしたが今年は期間中、北東北の主な桜の名所はどこもちょうど見ごろで、みなさんには満足していただけたのではないでしょうか。

小舎のお客さんたちは晴天に誘われ山へ登った方たちが多かったようで、残雪からの強い照り返しでだいぶ日焼けしていました。
夕方、小舎へ戻ってきて雪焼けした鼻のてっぺんを、酒盛りで更に真っ赤に酒やけしながら、そこんとこ熱くならなくてもよさそうなところも熱く語っていました。
酒の力を借りながら
みなさんの善意が笑いを引き出し、夜遅くまで有意義・・・とは言いませんがとても楽しいひとときをつくってくださいました。
そして次の日も山へ向かって行くのでした。


みなさん小舎の中に自分のはまり場所をみつけてくれていてとてもうれしく思っております。
この連休中もそれぞれ独特な存在感をみせてくれ、短い時間ながら小舎の空気を良くしてくださいました。
こうして年数を重ねてくるほどに、みなさんの小舎へ
寄せてくださっている想いが大きく感じられている今日この頃です。 ありがとうございます。


職場に戻られても、どうぞ小舎で発揮されていたような「らしさ」を武器に良い仕事をされますよう、陰ながら応援しております。

みなさんが帰られた後、小舎周辺の樹々の新緑は日毎に進み、朝の日差しに光り輝き、桜とのコントラストが見事に重なり目を楽しませてくれます。
しかし庭の桜もあと3,4日もすると葉桜になり、そして季節は次へ移っていき、なんとなく子供時代に感じた祭りのあとの寂しさに重なります。

今夜も美味しいお酒の力を借りて、ゆめの中で夢を探す旅にでます  ってが。



  

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