おゆきの風景・小舎便り>プラチナ ゲストハウス ゆきの小舎のネーミング


新年おめでとうございます。
今冬は連日の大雪で年末年始の天気が気になっていました。
幸い大晦日は穏やかな天候に恵まれ、遠くから足を運んでくださいましたお客さんたちにとって交通面ではスムーズだったようで何よりでした。
夕食時間までにはみなさんそろい、久しぶりの挨拶を交わしまもなく宴会に突入していったのでした。
皆様の更なるご活躍を祈念して乾杯し、和やかに時間が過ぎていき、こちらから見ているとまるで息子娘が帰ってきて現況を聞きあっていたようでした。
兄弟げんかは無かったことは言うまでもございません。 っと言いながら言ってます。

時間が流れ、恒例のお楽しみ会というよりもお話が盛り上がってどんどん話題が展開していきました。
そのなかでもこれまでにない、建設的で明日の未来を睨んだ話題と言えば、ゆきの小舎の「枕詞」がありました。

ことの発端は、ゲストハウスという枕詞がゆきの小舎にくっついているが、これはなんですか?  みたいな話から始まったと記憶していますが・・・。

実際、これっていう定義などはおそらくないのではないでしょうか・・・・っと。
たいていのゲストハウスは、食事は泊り客が自分で何とかするスタイルのところが多いようです。
宿には自炊スペースが用意されていているところが多く、そこで銘々つくった料理を泊まり合わせのお客さんと交換し合ったりしているようです。
そうしたなかで初対面の方同士自然にコミュニケーションが生まれ、食事の時間がより楽しくなります。

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話をもどして、宴会席のなかでの話題はゲストハウスってつまりユースホステルとほ宿のように共通したルールが有る訳でもないし、自由にアレンジしても良いものである・・・みたいな流れになっていったのでした。
そーいえば小舎のお客さんの年齢層が上がってきているし、シルバー ゲストハウス の方が相応しいのではないか・・・などいう声が出るしまつ。
しかし自分たちもこれからも泊まるつもりでいる宿のまくらにシルバーはストレート過ぎて悲しいものがあるな・・・という声。

っと、どこからともなく、オブラートに包んだようなやさしいトーンの プラチナ ゲストハウス ゆきの小舎 が良いんではないのという声があがりました

みなさんまだシルバーは受け入れたくはない方たちにとっては、シルバーに比べ光沢が1ランク上なところが、やんわりとプライドをくすぐってくれ気に入ったようでした。
あとは自然な流れに身をまかせつつ、プラチナ組の結束がかたまったしだいです。

貴金属は心の中を丸出しにしてしまうという、恐ろしくもおかしい力があるのを再確認できました。

こうした経緯をすり抜け枕言葉プラチナ ゲストハウス が受け入れられ「プラチナ ゲストハウス ゆきの小舎」 が満場一致で採択されたのでした
よって今年2018年1月1日よりネーミングを
「プラチナ ゲストハウス ゆきの小舎」を掲げさせていただくことになりました。

ここから数ヶ月経ったある日の話題をさしはさみます。
ある日、お泊りのお客さんたちとのあいだでプラチナにまつわる話題になり、プラチナとはただの貴金属の価値にとどまらずすごい能力があるということを教わりました。
それはプラチナには触媒効果という機能をもっているすばらしい金属であるということです。

私は触媒という言葉はよく聞いてはいましたが今一本当の意味は分らないままここまで生きてきました。
触媒とはその機能をもった物質に触れた物質の性質を変化させる機能のことだそうです。
一般的には車の排気ガスを触媒効果をもった物質に触れさせながら通過させ、その中の環境に悪い物質を害が無い物質に化学変化を起こさせ、それを大気中に放出させるように利用されています。

プラチナはそのような機能をもっている金属の中のひとつであり、そのプラチナに触れる物質の性質を変化させ、しかしプラチナ自身は変化しないまま存在し続けるうというわけですからすごいです。

こんなすごいものとは知らずに付けた枕詞を、その名に恥じないようにしていくのにはどーしたら良いものか・・・。

そしたら中途半端に話を聞いていたあるお客さんが、
「プラチナの触媒効果でお客さんを化学変化させる話ですか?」
と入ってきました。
正直これは悪くない話やなと思い下の太字のようにまとめてみました。

プラチナ ゲストハウス ゆきの小舎 にお泊りいただいたお客さんには化学変化を起こしていただく?」
っとこういうことです。
まとめてみたというよりもそのままですな。

シルバーだのプラチナだのという話題で盛り上がるだけに、ゆきの小舎のお客さんはいろんな経験を積んだ中年以上の方も多く、持論を掲げあーでもない、こーでもないとなったりします。
そんなふうにもまれていくうちに化学変化の一つも起こして帰られる方がおられるかもしれないな~なわけです。

またここに若い方も混じり一緒になって、あーでもない、こーでもないとやるとどんな化学変化が起こるかまた楽しみですね。

っというわけで プラチナ ゲストハウス ゆきの小舎 の命名に魂を込めたお話でした。


ここから正月の話題にもどります。

気が付いたらすでに正月になっていて、勢い止まらずAM2:00を回っていました。

元旦は30センチほどの積雪にみまわれ、その後も30センチレベルの降雪が続いて毎日雪かきに追われる日々です。
お泊りいただいたお客さんたちは、そのあたりの状況をよくご存知の方ばかりでしたので遅めの朝から一緒に雪かきを手伝っていただきおおいに助かりました。

その後皆さんは八幡平中腹の後生掛(ごしょがけ)温泉にでかけたのでした。
小舎周辺はずっと雪が降っていましたので皆さんが帰ってきてから後生掛温泉周辺の天候の様子を聞くと、猛吹雪にみまわれ一寸先も見えなくなるくらいになったりで、車の運転がとても恐かったようでした。

皆さん無事に小舎へ帰って来たところで夕食の時間がやってまいりました。
新年を祝う乾杯したあとはご想像のとおり あだのこだの でラチがあかなくなったのは言うまでもございませんでした。
このままでは最初からプラチナに傷がついてしまうというわけで、大貧民(トランプゲーム)で夜を明かしましょうになったのでした。
すでにあまり根拠がない論理も許される空気になっていました。

しかしプラチナ年齢になってしまうと大貧民ゲームのイロハを覚えていないとっつあんもいて(私です)、場を停滞させてしまうことが頻発しシルバー組に落とされそうな場面もありました。

結局全20ゲームをあっという間に終えた頃はもう0時を回っていました。
ゲーム中はみんな顔は笑って、しかし目はプラチナでした。
品行方正なプラチナメンバーはお金をかけたりはしませんのに、なぜかみな勝ちにいくんですな。
この正月はこんなふうでした。

今年は世代を超えたコミュニケーションで盛り上がり、大いに化学変化しましょうぞ。

まだまだ旬が残っておられると感じている方から実際に若い方まで、どうぞ足を運んでください・・・ね。
よろしく、若い人たち。

それでは、あなたもそしてあんたも、良い年でありますように。

                                       プラチナ ゲストハウス  ゆきの小舎
                                                                                                 

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