おゆきの風景・小舎便り > 2018年5月19日 山菜パーティー

今年の山菜パーティーの前日、18日大雨に見舞われ小舎の前の川は増水し、コンクリートの橋にも時折水がかぶるほどでした。
また小舎の前の地道は川状態になり、特に小舎玄関前から上方面の痛みが激しかったです。
下の写真は晴天になった20日の写真でなので激しさは伝わりませんが、だいぶエグレテいます。



18日は仙台からお越しのS氏が道路の惨状を見かねて、道路の補修工事を申し出てくださいました。
しかし雨はまだ降り続いていましたので、「大丈夫ですからくつろいでいてください」と返したのですが、どうもやる気満々のような「気」をにじませていらしたものですから、ここは「お気にめすまま」と、スコップを渡しお任せいたしました。
修復作業は上の写真の位置より下方の部分をお願い致しました。

私より1つ年上だったと思いますが、最近腰を痛めてね~なんて言うものですから、少し気がかりで、時々窓から作業をのぞきながら私は自分の仕事をしていました。

ややあってS氏はカッパを着て、中は汗だくになりながら、1輪車貸してくださいときたもんだ。
私「アイ アイサー」と言うしかないでしょう。そこは

この手の御仁には素直に「はい」の二文字ははずせないルールと日ごろから心得、その運びになったしだいです。

そうです  私にはわかります。
男って、おとこって・・・
土木作業はおもしろいのです。
スコップを手にした瞬間、野生児スイッチが入ります
「ここからは俺の出番じゃ・・・」
と、なる人がたまにいらっしゃるものです。
逆らってはいけません

しばらく経って
「何とか終わりました」
と声をかけてくださり、心配だった腰も痛めることなく無事に終えてくださいました。

後で傘をもって現場を見に行きましたら、思いのほか完成度の高い仕事をしてくれたので、本当にありがたかったです。

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そして翌19日、おかげさまで第42回山菜パーティーを迎えるはこびとなりました。
朝は昨日の雨が残っていましたが、午後にはだいぶ納まってきましたので、遠くから参加くださる方々にも一安心といったところでした。

今年の山菜の出方は例年に比べ若干遅れているようで、パーティー当日までバランス良く採りそろえられるか気がかりでした。
パーティーの1週間前から、雨の日を除く毎日おゆきと二人で山へ山菜採りに入り、山菜の出方を確認しながら、ほどよく育っているものは採取し採りためてきました。

毎年のことですが山菜の成長ぶりは早く、1日ごとにどんどん大きくなっていき様々な山菜が次々出てくるため、そのつど採りためておきます。
山菜は生ものなので、3~4日先の山菜パーティーに使う分採った後は種類ごとの分別、汚れをとり、食べられない部分を除き、冷蔵保存までのすばやい処理が求められます。

こうしてパーティーに間に合う分量の山菜を取り揃え、メニューを考えつつ前もって調理できるものはしながら準備を進めていきました。

そして5月19日第42回 ゆきの小舎山菜パーティー当日を迎えました。
昨日の大雨は収まりましたがまだ雨は降り続くなか、パーティーを楽しみにして下さっていたお客様たちが遠くから無事到着してくださいました。
配膳を終え6時半ころパーティー突入

山菜のお膳 うど、ボンナ、ワラビ、ウルイ、アイコ、アサツキ・・・などの山菜を調理し、テーブルいっぱいに並べました




下は山菜のてんぷら。揚げたてをを食べていただきました
山うど、たらの芽、コシアブラなど
てんぷらはやはり揚げたてでしょう

見よ、ウドのてんぷらを揚げたこの勇姿


下は岩魚を炭火で焼いています
毎度のことながら、炭を熾すところからG君が担当してくれました
炭火の岩魚は、良い香りをたてて皆さんを笑顔にしてくれていました
味はもちろん五つ星。


ここでひとつ言い訳。
今回お出しした岩魚は、実は私が釣ったものではなく、私の兄からの提供によるものなのでした。
昨冬は降雪量が多かったせいか、いつも行く近場の渓流の水量がいつまでも多く、しかもその周辺が荒れていて車での乗り入れが不可能なため、釣りに行けませんでした。
そろそろ何とかして岩魚を釣り揃えておかなければ、パーティーに間に合わなくなりそうで少しあせってきてもいました。

そんなときにタイミングよく渓流釣りが好きな兄が、釣りした帰りに立ち寄ってくれました。
24~5センチのちょうど良いサイズの岩魚を18匹ほど置いていってくれました。
兄様、ありがと

下はその中から人数分を並べました



話をもどしてっと
乾杯の音頭とともに、生きてて良かったーなひと時に突入していったのです



その陰でT氏が毎度のことながら産地直送の新鮮な魚介を持参したものをさばき、みんなに振舞ってくれました。

今回は立派な初鰹(カツオ)とメロンほどの大きさのホヤでした。
こんな内陸の山奥でこんな新鮮な魚介が食べられるとは、ありがたや ありがたや
とても美味しかったです。
カツオの写真が無いのが残念ですが、これがホヤ
グロテスク極まりないが、おいしんです




こうして天ぷらをほおばりーの、岩魚を突っつきーの、一升瓶が飛び交いーのでみんな平和にデキアガッテいったのでした。

昨日までの雨が嘘のように晴れ、翌日(20日)は晴天に恵まれたなか、昨日の酒が少し残った頭で、おゆきが務める山菜講座へいざ出陣
っとその前に記念写真


そして現場では チドリアシをものともせず・・・収穫に没頭


大収穫にご満足なご様子



今年もみんなの力で、最後まで楽しい山菜パーティーにしてくださいましてありがとうございました。 今回の写真はほとんどG君(岩魚焼き王子)の提供でした ありがとう

皆様、職場にもどったらちゃんと仕事もするんですぞー。
                          ではごめん

  


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